甘城ブリリアントパーク(4)


「あなたみたいな人だから、平気でわたしを見捨てるかと思ったわ」
「なにを人聞きの悪い。俺はとても使える男だし、いざとなったら女はばっちり守る。超かっこいい奴なのだぞ?そんな当たり前のことも知らなかったのか?」

あらすじ

東京西部の遊園地「甘城ブリリアントパーク」で、高校生にもかかわらず支配人代行をしている可児江西也は悩んでいた。以前よりも集客は伸びてきたが、目標としている人数には全く足りない。
ダメダメ遊園地を建て直すには、ゲストが喜ぶアトラクションの改装が今すぐ必要なのだっ!
『お菓子ハウス』はメルヘンテイストからアクションに!『フラワー・アドベンチャー』はお花畑から血まみれに、…って、血まみれ!?なんでホラーになってるの!!待てよ、流血沙汰といえば、まさか面接の時に大量出血していた、あの女が原因か―!?遊園地を救うだけじゃなく、こんな難題あんまりだぁぁぁ!!


感想
アニメ化が決定し、今ノッている甘城ブリリアントパーク、4巻の感想です。
今回もほぼ本筋は進まない形の中編+短編形式。
フルメタ読み終わって本作が始まったばかりの頃はこの方式を不満に感じていましたが、今ではすっかり楽しめるようになりました。
なにより本作はドタバタコメディとして非常に良い出来になっています。読んでいて楽しいというか・・・。素直に笑える感じ。
本作を京アニがアニメ化したら本当に面白そうなので、今から楽しみです。


今回は流血しまくりな女子高生、伴藤を中心とした中編と、トリケンがPVを作るかなり笑える短編、そして主人公、可児江西也の家庭事情がほんの少し明らかになる短編の大きく3本。また、モッフル以外のキャストリーダーたちが登場する小話も収録されていました。アニメは序盤からワイワイとキャラが出てきそうなので京アニらしいアレンジにも期待できそうですね。

特に今回はトリケンのPVの話にかなり笑わせて頂きました。
朝比奈みくるの冒険みたいに、京アニには是非やっていただきたい!

そんな感じで、もう本筋なくていいかなと思えた甘ブリ新刊でした。


また新展開として、漫画版の「甘城ブリリアントパーク」と4コマの「甘城ブリリアントパーク?ふも」の告知が帯についていたり、

八奈川景晶氏によって書かれるらしい小説の「甘城ブリリアントパーク メープルサモナー」の告知がありました。

僕は読んだことないのですが、八奈川さんは富士見で「ヘルカム!」などを書いている方の模様。
これから甘ブリ世界はどんどん広がっていきそうですね!




読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)





マージナル・オペレーション[F]



「なぜそんな顔を?」
父は優しく言った。
「毎日ではないけれど、たまに人を殺しています」
僕がそう答えると、父は表情を変えずに言った。
「それは僕の命令だ」
僕は父の顔をもう一度見た。父は、こういうときだけは間髪いれず、そして表情も変えなかった。
「それは僕の命令だ。だから君が気に病むことはない」
父のいいところは、そこを断じて言えることだと思う。
イヌワシが肩に掴まった気がした。
それから、僕は殺すことに悩むのをやめた。父が全部の罪をかぶって地獄に颯爽と降りていくように見えたので、一緒に地獄に降りようと思ったのだった。

あらすじ

ソフィアのために、タイに渡った梶田。彼は、ソフィアのために何か為すことはできたのか…。うまくいかない人生の一コマを切り取ったハードボイルド「マフィアの日」。“最初の二四人”の一人であるハサン。父・アラタとの出会いや、彼の目から見た父の姿が語られる独白録「父について」。ライトノベル作家と編集者が、総武線の車内で見かけた赤毛の少女。彼女に話しかけたことから、事態は思わぬ展開に…。『マージナル・オペレーション』誕生秘話「赤毛の君」。アメリカ人記者、イーヴァ・クロダ。“子供使い”新田良太にはじめて接触した西側ジャーナリストによる、貴重な取材記録「ミャンマー取材私記」。そして、安定したミャンマー戦線を離れ、バングラデシュに向かったアラタとジブリールの束の間の休息を描いた「チッタゴンにて」。あの大ヒットシリーズの未収録エピソードや、その後の物語を収めた待望の短編集が登場!


感想
全5巻で完結したマージナル・オペレーションの短篇集、マージナル・オペレーション[F] フラグメンツの感想です。
あの頃の彼らや、その後の彼らについてが語られています。

短篇集なので、一応ひとつずつ感想を。



■マフィアの日
ソフィを病院で護衛する梶田の視点でアラタやジブリール、そしてソフィをみる短篇集。
主人公の梶田のモデルはマフィア梶田氏。作中でもマフィア、マフィアと呼ばれています。
ちなみに本作はWeb上で公開されたもののため、こんなPVもあります。

本人もTwitter上でコメントしてます(笑)


■父について
はじめの24人の一人、ハサンを主人公として、アラタを語る一編。
今回の短編で一番好みでした。ハサンが将来どんな形に収まるか・・・気になりますねー。
さらっとジブリールの実年齢が書かれてますけど、これってもう前に公開されてましたっけ?
若っっ!って思っちゃいましたよ!


赤毛の君
アラタ達が日本にいた時のジニの小話。伊藤さんの意外な一面が見れます。
マージナル・オペレーション担当編集の平林緑萌氏やラノベ作家の土屋つかさ氏が友情出演し、ジニに振り回されます。

平林氏のTwitterではさらっとマージナル・オペレーションの短編続刊について語られてます。続き出るとか嬉しい!

なんか妙に作中の思考に共感できる土屋つかさ先生ははるカナには出ないらしい


ミャンマー取材手記
合衆国記者、イーヴァ・クロダによるアラタへの取材を書いた短編。
作中主人公のイーヴァ・クロダは著者の別作品「ガン・ブラッド・デイズ」からの友情出演とのこと。女性視点から見たアラタのかっこよさは異常。


チッタゴンにて
ジブリールとアラタの例のイチャラブ。
ちくしょうと思いながらニヤニヤ。表紙のジブリールはそういうことかと。



以上、満足度の高い短篇集でした。
やっぱ芝村裕吏先生の淡々とした文章好きです。

作中で新的将軍って名前がでてましたけど、そんな人物いましたっけ?
そこがちょっとわかりませんでした。


あとがきからも作者の意欲が感じられますし、続編、そしてアニメ化も期待してますよ!!頼む!


読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)


ストレンジムーン(3) 夢達が眠る宝石箱



「・・・・・・私、もしかして馬鹿にされてる?銃とか少しでも通じそうな相手に見えたかしら・・・・・・ああ、最近ちょっと大人しくしていたから、若い子達は私のこと、知らないのかもね。ほんの少しだけ・・・・・・思い知らせてあげたほうがいい?」

あらすじ

加熱するキャラバンと皇帝一派の戦いに、翻弄されつつも抗う玲音と記録者――シリーズ完結!

"金の記憶の彫金師"リコルドリクと記録者を巡って、対立するキャラバンと皇帝一派――その狭間で戸惑いつつも、月代玲音と仲間達は事態の収拾を目指し奔走する。
騒動の中、"女王"の香恋により囚われた玲音は、皇帝一派の拠点において遂にリコルドリクと遭遇するが、不可視のその神は既にモニカの掌中にあった。
進退窮まった末、彼は"将軍"周皓月にある交渉を持ち掛けるが……
宝石箱より解き放たれた異能者達の騒乱劇、その結末は――!?


感想
渡瀬草一郎先生の最新作、ストレンジムーン、第3巻の感想です。
パラサイトムーン時代からのファンには「たまらねえええええ!」って叫びたくなるストレンジムーン完結作。
あの、満月のフェルディナンが!沈黙の山之内が!災厄のカーマインが!ゾクゾク登場し、さらに乾真砂の戦闘シーンや、ハンターのヴィヨンが登場したりとまさにお祭り騒ぎ。
ああ、でも真砂と根黒の最強コンビの戦いがないのはちょい残念かな。だけども座王の名前がちらっと出てきたりとなんかもーファンサービスが盛大すぎる。オーフェンの新シリーズ読んでる感覚に近いですね。すげーテンション上がりました。
だけど結末はちょっと切ない。途中で”彼女”の感情描写が入るんですが、それが物悲しさを増幅させます。こんなあっさりと退場してしまうとは・・・。
続編も是非!


ちなみに作者がやってるくろとらくんbotなるものが存在しますw




読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)





東池袋ストレイキャッツ



どこかでだれかが笑った気がした。口笛も聞こえてきた。怒鳴り声も、猫の足音も、腐った水音さえも。コンクリートの継ぎ目から、錆びた排水口から、道行く人々のイヤフォンや靴底から。そんなどうしようもなく猥雑でいとおしい現実の夜の中で、僕はミウのギターに耳を澄ませ、涙がかわくのをじっと待っていた。

あらすじ

神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』の杉井光が贈る、新たな青春と音楽の物語。

ひきこもって音楽ばかり聴いていた不登校児の僕。けれど、ゴミ捨て場で拾った真っ赤なギターが僕の運命を変える。
それには、交通事故で死んだギタリスト、キースの幽霊が取り憑いていたのだ。
「俺が生きてる間に発表できなかった曲を、おまえが代わりに歌うんだよ」
幽霊に尻を叩かれ、僕は池袋で路上ライヴを始める。
そこで出逢ったのは、身分を隠して夜の街を彷徨う歌姫ミウ、それから沢山の路上パフォーマーたち。
ストリートを舞台に迷い猫たちが歌い奏でる、切なくて甘い青春と音楽の物語。


感想
杉井光先生の最新作、東池袋ストレイキャッツの感想です。

音楽を聞くことを愛し、人と接することを怠っていたため中学でいじめにあってしまった主人公、ハル。彼は中学のクラスメイトと離れるため、必死に勉強して高校を目指すも、その高校でも不登校になっています。

序盤の主人公の危うい精神描写が今までの杉井光主人公にはないような生々しい感情描写が描かれており、非常に良かったです。
ヒロインのミウとの絶妙な関係や、池袋のちょっと変だけどやさしいパフォーマーや警察官たちがいつもの杉井光らしいみずみずしい文章で描かれており、とても満足です。
本作は、音楽に関する描写が「さよならピアノソナタ」や「楽聖少女」よりも、さらに良くなっているように感じました。前半は特にそれが顕著で、かなり濃密な音楽描写が楽しめます。

元々は漫画原作として考えられていた作品の一つらしいですが、「こもりクインテット!」あたりに取って代わられたのかな?
どっちにしろこの本は杉井光先生の文章で読めて幸せだったなあって気がします。


ハル自身の家族関係の話についてはあまり語られていないので、ぜひそこまで突っ込んで続編とかもあるといいなあって思います。

例によって、杉井光先生のサイトでは各曲の解説があるので要チェックです。
音楽は稼いだ!! 東池袋ストレイキャッツ曲目解説

イラストレーターさんによるこんなイラストもTwitterにありました。この二人すげー好き。




読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)


さよなら流星ガール

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「どうして生き物は死ぬと思います?」
よく見ると、茉莉の大きな瞳は赤く滲んでいた。だけど茉莉の言葉は、いつもと同じく馬鹿みたいに丁寧で、どこか偉そうな口調だった。僕は鼻水をすすり上げ、
「神様は寂しがり屋だから」
と答えた。笑みを浮かべた茉莉は「実に君らしい答えですね」と言った。その言葉は、茉莉が僕を褒めるときに使う最上級の言葉だった。
そして、
「君に一つ良い事を教えてあげます」

あらすじ

8年後にやってくるプシュケ流星群を、僕たちは再び観ることができるだろうか――。

北海道のある町で、同じ日同じ病院に生まれた僕と茉莉。家もお隣さん同士という、絵に描いたような幼馴染の僕たち。唯一の違いは"健康な体"で生まれてきたかどうかだった。
いくら星に願いを込めても、神様は茉莉の病弱な身体を治してくれる気がないらしい。けれど彼女はその小さな体じゃ足りないほどの好奇心に溢れていた――。
入院生活での熱心な読書が災いし、ちょっとどうかと思う理系女子に成長した茉莉は、いつも僕を振り回してばかり。ただ、僕には言えない大きな秘密を抱えているようで――。
これは、きらきらの恋をし、やがては消える少女と僕の、刹那に輝く星のような物語。


感想
一二三スイさんの新作、さよなら流星ガールの感想です。
同じ日に生まれ、家も隣な、主人公、悠の幼馴染の少女、茉莉。
彼女は、ある先天性の病を抱えており、入退院を繰り返していた。茉莉は幼い日々のほとんどを本を読みながらベッドで過ごしたためか、同年代の女の子よりも大人びていて、そして、宇宙や科学を愛している。
主人公の悠はそんな彼女の突飛な行動に振り回されっぱなし。
だけど彼女の病気は、完全に治るものなんかじゃなくて・・・。


こういった物語は傑作「半分の月がのぼる空」なんかがありますので、なかなか難しい題材だと思いますが、著者独特の文体がかなり読ませるもので結構入り込んで読めました。
特にキャラクターの掛け合いが素晴らしく、ヒロインの口癖がよい味を出していました。

「君に一つ良い事を教えてあげます」
いったいどこから影響を受けたのかは知らないけれど、茉莉がなにかしらのうんちくを語る時は決まってその言葉を口にした。そしてその『一つ良い事』が、僕にとって本当に良い事だった事はあまりない。

茉莉に振り回せれている主人公の様子が一発で想像できますね(笑)
後半、やはり茉莉は彼女自身の病気と向き合うことになります。もちろん主人公もです。
最後は感動、というよりは切なさを感じさせるモノでしたが詩的な文体と合わさって非常に作品の雰囲気に合った終わり方でした。

また著者の一二三スイさんは「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」著者の萬屋直人説があるみたいですね。

あの作品を読んだのは随分前なのでイマイチ思い出せませんが、確かに言われてみれば詩的な文体なんかは似てるかも。萬屋直人さんはあれ以降作品を出してませんし、気になりますね。



読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)


2014年5月のオススメ

リアルが忙しくすーっかり遅くなっちゃいましたが、2014年5月のオススメラノベ&漫画。
今月はこちら。

■漫画

漫画は迷いましたが、こちらの3作。
図書館の主」はご存じの方には今更でしょうが、今月初めて読んだので入れました。
主に「“文学少女"シリーズ」や「ビブリア古書堂の事件手帖」の漫画版のような作品で、児童書を中心に紹介されています。「ニルスのふしぎな旅」なんかも紹介されていてすごく懐かしく思ったり。また児童書を読んでみたいなと思わせる作品でした。
バーサスアース」は残念ながら今回で完結。おそらく打ち切りでしょう。大好きな作品だっただけに残念です。内容は科学の力に頼りながら強大な敵と戦うバトル物で、なかなか熱いものがありました。特に常に何かを失いながらも戦い続ける主人公たちの姿勢が好きでした。作者の次回作に期待したいところ。
働かないふたり」はニートの兄妹を描く日常系ギャグ漫画。クソ偉そうな兄貴と気が弱く人と上手に話せない妹の物語。とかかくと人情モノと思うかもしれませんが、普通に徹底してギャグです。ふたりともニートですが、家族関係なんかが結構ゆるい感じでなかなか楽しめました。気を抜いて楽しめるオススメ漫画です。


ラノベ&小説

ライトノベルは、とにかく読んでて楽しい「エロマンガ先生」と、数年ぶりに新作が出た「踊る星降るレネシクル」の5巻。
エロマンガ先生は安定の面白さでしたが、レネシクルはかなりの衝撃展開。最近のバトル物の中ではトップクラスに好きです。
今回はこんな感じ。うーん、ラノベ全然読めてないな・・・



2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:6147ページ
ナイス数:238ナイス

自殺島 11 (ジェッツコミックス)自殺島 11 (ジェッツコミックス)感想
不覚にも感動。最終回かと思うような話だった。
読了日:5月31日 著者:森恒二
東京DTED 1 (ジェッツコミックス)東京DTED 1 (ジェッツコミックス)感想
僕はこういう痛々しい恋愛モノが超スーパーウルトラ好きです。
読了日:5月31日 著者:コタニヨーコ
ブラック・ラグーン 10 広江礼威アートワーク集+お風呂ポスター付き限定版 (サンデーGXコミックス)ブラック・ラグーン 10 広江礼威アートワーク集+お風呂ポスター付き限定版 (サンデーGXコミックス)感想
相変わらずの濃厚さと、銃撃戦とかっこよさがたまらん
読了日:5月24日 著者:広江礼威
働かないふたり 1 (BUNCH COMICS)働かないふたり 1 (BUNCH COMICS)感想
なんかおやじとゲームしてるとことか読むとわりと幸せな一家なんじゃないのかと思わんでもない。
読了日:5月24日 著者:吉田覚
娘の家出 1 (ヤングジャンプコミックス)娘の家出 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
さらっと深い。お母さんの話がすごく好みだった。
読了日:5月24日 著者:志村貴子
ブレイクブレイド(13) (メテオCOMICS)ブレイクブレイド(13) (メテオCOMICS)感想
ライガットかっこ良すぎ。そしてクレオがついに・・・。ここまできてまだこんなに熱い展開が書ける作者すごい。
読了日:5月24日 著者:吉永裕ノ介
いぬやしき(1) (イブニングKC)いぬやしき(1) (イブニングKC)感想
流石、奥浩哉といったところ。先が気になって仕方ない。今風の要素を存分に取り入れてるのもいい感じだなあ。
読了日:5月23日 著者:奥浩哉
魔法使いの嫁(1) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)魔法使いの嫁(1) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)感想
世界観が素敵すぎて現代なのが違和感あるレベル
読了日:5月22日 著者:ヤマザキコレ
PEACE MAKER 鐵(7) (ビーツコミックス)PEACE MAKER 鐵(7) (ビーツコミックス)感想
読みたい、でも進んで欲しくないというジレンマ。この先が悲劇であることはもう決まっているから・・・
読了日:5月20日 著者:黒乃奈々絵
アゲイン!!(12)<完> (KCデラックス)アゲイン!!(12)<完> (KCデラックス)感想
なんで打ち切りみたいな終わり方なんだよw
読了日:5月20日 著者:久保ミツロウ
天空侵犯(1) (KCデラックス)天空侵犯(1) (KCデラックス)感想
結構悪くない感じ。展開がスピーディーなのと、主人公である女子高生の冷徹な判断能力が良い。
読了日:5月19日 著者:大羽隆廣
DAYS(6) (少年マガジンコミックス)DAYS(6) (少年マガジンコミックス)感想
一皮向けたつくし。つくしの正統派じゃない感じの主人公としての成長はすごく面白い。
読了日:5月19日 著者:安田剛士
踊る星降るレネシクル 5 (GA文庫)踊る星降るレネシクル 5 (GA文庫)感想
最初っからクライマックスだぜええええ!の最新刊。主人公を失ったヒロインたちの命を賭した戦いの1冊。そして最後に、物語は主人公の戦いへ・・・。これに燃えずにいられるか!今一番熱いラノベはこいつですよ!
読了日:5月18日 著者:裕時悠示
踊る星降るレネシクル 4 (GA文庫)踊る星降るレネシクル 4 (GA文庫)感想
再読。よくもまあこんな熱い展開で止めてたもんだ
読了日:5月18日 著者:裕時悠示
踊る星降るレネシクル 3 (GA文庫)踊る星降るレネシクル 3 (GA文庫)感想
もうふともフラグ!
読了日:5月18日 著者:裕時悠示
踊る星降るレネシクル 2 (GA文庫)踊る星降るレネシクル 2 (GA文庫)感想
エピローグのななな破壊力あるなあ
読了日:5月18日 著者:裕時悠示
踊る星降るレネシクル (GA文庫)踊る星降るレネシクル (GA文庫)感想
新刊発売のため読み直し。俺のストライクゾーンどまんなかで凄まじく面白く感じる。1冊できっちり伏線にかたをつけてるのもよい。すごく好きだこの作品。
読了日:5月17日 著者:裕時悠示
艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 1 収納ボックス付き特装版 「ドック開放」セット (MFコミックス アライブシリーズ)艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 1 収納ボックス付き特装版 「ドック開放」セット (MFコミックス アライブシリーズ)感想
キャラ萌えに走り過ぎず、シリアスに傾きすぎずの絶妙なバランス。艦これコミカライズ成功作と言っていいと思う。欲を言えば作中の歴史ネタらしき会話の解説がほしいかな。
読了日:5月13日 著者:さいとー栄,田中謙介,C2機関
アプリ完全攻略ガイドVOL.2アプリ完全攻略ガイドVOL.2感想
艦これ始めたばっかりでwikiもどこをみればいいかわからない自分にとっては助かった。
読了日:5月11日 著者:
艦これなのです! 艦隊これくしょん -艦これ- (ドラゴンコミックスエイジ)艦これなのです! 艦隊これくしょん -艦これ- (ドラゴンコミックスエイジ)感想
ファンブック感覚で買ったしまあいいか。
読了日:5月11日 著者:
アルスラーン戦記(2) (少年マガジンコミックス)アルスラーン戦記(2) (少年マガジンコミックス)感想
とんでもなくおもしれえええええええ
読了日:5月11日 著者:荒川弘
バーサスアース 9 (少年チャンピオン・コミックス)バーサスアース 9 (少年チャンピオン・コミックス)感想
完全に打ち切りかあ・・・。最近のバトル漫画じゃトップクラスに好きだったから残念。
読了日:5月11日 著者:一智和智
亜人(4) (アフタヌーンKC)亜人(4) (アフタヌーンKC)感想
主人公の予測できない行動が面白い。バトル描写やストーリー展開も作品独特で亜人という要素を存分にいかしてると思う。
読了日:5月11日 著者:桜井画門
BTOOOM! 14 (BUNCH COMICS)BTOOOM! 14 (BUNCH COMICS)感想
表紙があかん。聖域編は長くなるかもと思っていたが、さらっと終了。蘇我さんみたいなキャラをいい感じに書くからこの作品好き。
読了日:5月11日 著者:井上淳哉
魔乙女たちのエデン(1) (少年マガジンコミックス)魔乙女たちのエデン(1) (少年マガジンコミックス)感想
おお、杉井光のバトルモノなのに面白い。敵の造形の気味悪さとかさらっとキャラクターが死ぬとことかしっかりダークファンタジーしてる。
読了日:5月11日 著者:新谷信貴
エロマンガ先生 (2) 妹と世界で一番面白い小説 (電撃文庫)エロマンガ先生 (2) 妹と世界で一番面白い小説 (電撃文庫)感想
おもしれえええええ。ほんっと読みやすい。萌えれるところも熱くなれるところも笑えるところもあって、満足度が半端ない。それでいて小説家の話としてきっちりテーマブレしれないのも素晴らしい。続きが早く読みてーってばよ!
読了日:5月11日 著者:伏見つかさ
ソードアート・オンライン (14) アリシゼーション・ユナイティング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (14) アリシゼーション・ユナイティング (電撃文庫)感想
もう飽きたと思いつつも、最後の展開には盛り上がってしまった。ここで現実世界とリンクさせるとはうまいなあ。
読了日:5月4日 著者:川原礫
ワンパンマン 6 (ジャンプコミックス)ワンパンマン 6 (ジャンプコミックス)感想
キャラが一気に増えて面白くなってきた。
読了日:5月2日 著者:村田雄介
BLEACH―ブリーチ― 63 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 63 (ジャンプコミックス)感想
白夜がだんだんピッコロさんとかフェニックス一輝みたいな立ち位置になりつつある。次回はついにやちるの戦闘がみれるのかな
読了日:5月2日 著者:久保帯人
図書館の主 1 (芳文社コミックス)図書館の主 1 (芳文社コミックス)感想
どうせビブリアの二番煎じだろぐらいの気持ちで読み始めたら予想の数倍面白かった。御子柴がかなり魅力的なキャラクターで良い。紹介されているのが児童書なのも良かった。ニルスなんかは俺も母に勧められて読んだので懐かしい気持ちになった。
読了日:5月2日 著者:篠原ウミハル
ヒーローカンパニー (1) (ヒーローズコミックス)ヒーローカンパニー (1) (ヒーローズコミックス)感想
登場人物全員がいい意味で馬鹿なところがたまらなく面白い。
読了日:5月2日 著者:島本和彦

読書メーター

東京DTED(1)



ファーストキスは18歳
下北沢の路地裏
相手は好きな人じゃなかった
だけど
とても嬉しかった

あらすじ

「高校生になったらきっとあなたのモノにしてね」幼馴染の少女・白石楓は、そう約束して転校した。
彼女を忘れられなかった鉄雄は、念願が叶い高校で楓と再会する。しかし、彼女は鉄雄の兄のモノになってしまう。日々、隣の部屋から聞こえる兄と楓のやりとりを聞くことに耐え切れなくなった鉄雄は「ある秘密」を抱え、上京することを決意するが──!?
東京・下北沢を舞台に、様々な出会いを経て、成長していく姿を描く、心に刺さる上京青春物語! 2014年5月刊。


感想
東京DTED、第1巻の感想です。
小学生の頃将来を約束した女の子。
高校生になって彼女と再開するも、女の子は兄の彼女になってしまう。
主人公、杉原鉄雄は兄と女の子の初体験を壁越しに聞きながら自慰をしたことでEDになってしまう。
そんな彼が、東京のガールズバーでボーイとして働くこととなり・・・。という話。


女の子に好意を向けられると、相手のことを好きになってしまうというこの主人公のリアルな感じがかなり好み。
白石楓のことを引きずっているようにみえる主人公ですが、その白石楓さえ、彼女が小学校の頃言い寄ってきたことで好きになったという感じ。
彼自身の感情に向きあうような話があればかなり面白い青春モノになりそうです。また、彼自身作中でこう語ります。

「・・・小さい頃から 好きなモノじゃなくて好きになってくれそうなモノをつい選んじゃうんです
・・・だから期待を裏切られた気がして文句ばっか言って・・・」

彼自身が、自分に向き合い、立ち向かえる日は来るんでしょうか。楽しみです。


主人公が夜の店でお仕事といえば僕は、久保ミツロウさんの「3.3.7ビョーシ!!」を思い出します。
この漫画が気に入ったならこちらもぜひ。


読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)