AKB49~恋愛禁止条例~

 

"憶えてる"のはただの"思い出"

"刻まれる"のが"自信"だ!!

 

 

 

あらすじ

AKB48が漫画になった!! 男子高生・浦山実は、憧れの同級生・吉永寛子がAKB48のオーディションを受けると聞き、彼女を応援するため「浦川みのり」と名乗り、女装でオーディションに潜入。その甲斐あって、吉永は見事合格するが、なんと、「浦川みのり」も一緒に合格してしまう!! 男子が、ある日突然AKB48の研究生!? 「浦山実」と「浦川みのり」‥バレたら地獄の二重生活スタート!

 


感想

面白い漫画を読んだので超スーパー久しぶりにブログ更新。

更新5年ぶりでしたわ・・・。

なんかいろいろ更新ルールとか書き方とか決めてた気もするけど適当に書いていきますわ・・・。

 

この漫画を読み始めたのはVtuberの名取さなさんの感想がきっかけ。

こちら該当の動画です。

 

実際に読んでみると完全に解釈一致ですわあ・・・。

「女装主人公」で「王道アイドル」ものをがっつりやっていて、最高に気持ちがいい。

ちなみに私もAKB知識ほとんどないので、知らなくても楽しめます。

 

■ストーリー

少年誌らしいちょっと強引な展開はありつつも、細かいことを気にさせない圧倒的熱気の王道展開で大変良いです。

最初はヒロインを応援するために女装してAKBに参加する主人公ですが、周りのメンバーの熱意やファンの反応から"アイドル"としての自覚が芽生え始め、最初は好きな人だったヒロインが仲間からライバルへと変わっていったり、同期や後輩との関係も変わっていったりとキャラクターの関係性の変化/主人公の感情の変化が良く、熱い作品になっています。

 

■キャラ

男なのに努力で頭角を現していく主人公の浦川実。

最初は引っ込み思案だけど、主人公をライバル意識していくことで急激に成長していくヒロインの吉永寛子。

圧倒的な才能を持っているが孤独な女の子、岡部愛。

主人公にあこがれてAKBにやってくる、"ある秘密"を持った後輩、有栖莉空。

 

どのキャラクターも成長したり、立ち位置が変わっていったりで大変良いです。

特に有栖莉空がやばいよ。

 

■AKBという題材

AKBの実在アイドルが「すごいオーラだ!!」みたいな感じで登場するのもいい演出だと思います。

歴史漫画で宮本武蔵とか坂本竜馬みたいなビッグネームが登場する感じ。

さすがに前田敦子とかの有名メンバーの名前ぐらいは私も知っているので、登場シーンに名前入れるだけで、その人のすごさがある程度わかってわかりやすいです。

この辺はAKBという実在のグループが存在するからこその面白みになっているなと感じました。

また、前田敦子の卒業などの時事ネタが入っているのも演出として熱かったです。

 

■まとめ

ある巻のあとがきに書かれた作者さんのコメントが印象的でした。

このマンガは嘘くさいです。

AKBがいないとリアリティは無かったと思います。

主人公は青くさいキレイ事を照れもせず語り、「夢は叶う」と必死で努力します。

でもそれが、"AKB48"です。

正直AKBを題材にしたことで読んでない人多そうでもったいないなあと思いつつも、AKBを題材にしたからこそ面白い漫画になっているので、なんも文句言えねえ!

とりあえず、面白いので是非読みましょう。

結末も自信をもって最高ですので、ご安心ください。

おつかれさなー。