皇国の守護者(1)


「今宵の地獄はここまでとしよう」

あらすじ

氷雪舞う皇国北端の地に、鋼鉄の奔流が押し寄せた。
圧倒的軍事力を誇る帝国軍怒涛の進撃に、皇国軍は為す術もなく潰走する。殿軍を担う兵站将校・新城直衛中尉は、死力を尽くして猛攻に立ち向かうが―!?真の「救国の英雄」の意義を問う大河戦記、開幕!書き下ろし短篇「観光資源」を収録。


感想
<皇国>と<帝国>の戦争を描いた架空戦記皇国の守護者第1巻です。
皇国の兵站将校、新城直衛は帝国との戦闘で、後援戦闘(要は味方の逃げる間の時間稼ぎ)を任じられどこまでも不利じゃ状況の中、
淡々とした態度で戦場に挑みます。
正直この話を語られほど僕の口はうまくないのでこの程度で・・・。
壮大な負け戦の中の、一将校のあがきをとくと読みましょう。
手を震わせながら笑顔で地獄へ赴く新城の姿にきっと惚れると思います。


読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)