ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常




「忘れるな。たとえそなたが何者であろうと、そなたの友はそなたと一緒に戦い、そなたを守る。そなたの友は最高なんだぞ。ああ……つまりわたしのことだが」

あらすじ

黒い月とともに現れた幻獣との戦いが続く1999年、日本国会は徴兵年齢以前の少年を徴集することを決めた。同年3月発足した5121小隊において、速水厚志、芝村舞ほか少年兵たちは日々いろいろな悩みを抱えながら、過酷な戦場に向かうことになる。迫力ある戦闘シーンを盛りこんだ『絢爛舞踏―幾千万のわたしとあなたで』、涙を誘う『突撃準備よろし』など、中&短編3作に加え、クスッと笑える『原日記』や楽しい『ピクニック話』など、面白さ凝縮のショートショートにも注目だ。人気ゲームのノベライズ第2弾、満を持して、ここに出撃。

感想
5,6年ぶりに読みなおす榊ガンパレ第1巻目。昔は結構お気楽な話だと思ったけど、今読むとすごく重たい話だなと感じた。
だって徴収された少年兵の話だもの。日常、と書きつつも非日常的でたまにちょっとした絶望が顔を覗かせる。個人的にロボットラノベ物最高峰はこのガンパレードマーチか、フルメタだね。こういうジャンルは好きだから他にもいいのがあるなら是非教えてほしいところ。
それとこの歳になって初めて気づいた。芝村舞というヒロインの魅力に。