ケモノガリ(3)




信頼しすぎるのは良くない。言葉は縋るものではなく、使うものだ。頼るのではなく、握り締めるべきものだ。
信じ込めば信じ込むほど、あらゆる事柄において別の解釈が生み出されなくなる。それは、言葉を信じすぎてしまった結果だ。

あらすじ

いま、“クラブ”の真実が紐解かれ始める!

罪無き人を狩る“クラブ”がこの世には存在する。
罪無き人を狩る“ケモノ”がこの世に蔓延っている。
世界は相も変わらず騒がしい。
どこかで戦争が始まり人が殺されたという。
事故が起こって人が殺されたという。
おそらくその報道の九割ぐらいは、事実がありのまま晒け出されているのだろう。
だが、残る一割は、ひょっとしたら――違うのかもしれない。
人を狩ることに喜びを見出した権力者(ケモノ)と、彼らの手先となって動く娯楽提供者(エンターティナー)による仕業なのかもしれない。
それが、この僕――赤神楼樹の敵である。

感想
ロウキくんのセガールっぷりはとどまることを知らない。でも敵や味方にもセガールバリの人らが出てきてさすがのロウキくんも大変そうです。ハリウッド映画を見ているようなこの疾走感はこの作品ならではですね。でもハリウッド映画でももう少しお色気シーンはあるよ!男ばっかりアクションばっかり。最近のラノベキャラが立ち入れないようなこの血生臭さはなんなの?
ヒロインなんざ主人公の夢のなかにしかいないしな。犬にでも喰わせてろってことか。
ぜひこういう作品をアニメ化して欲しいですね。