萌神




「私は―人生の本質とは、求めることにあると思う。それはむしろ、生き物としての本能なのだろうな」

あらすじ

人生はつまらない。それがあたりまえだと思って生きてきた吉次。
だが、友人の“中佐”にそれではいけないと諭され、未だ知らぬ“萌え”を探求することに。
しかし、中佐に渡されたマンガ本や小説、アニメなどを見ても、なにも感じない吉次。
吉次には萌えがまったく理解できない。
ついに中佐はアドバイザーとして、萌えの精、もえるを召喚する。
果たして吉次は萌えを知ることができるのか…!?第九高校で、君は萌えの神を見る。

感想
第九シリーズ第4弾。
萌えとは何か。好きってことさ。求めるってことさ!何を求めようが何を選ぼうが君の自由さ!・・・こんな話。いやほんとに。
ちなみに俺はちみれさん萌え。

後半の暴走っぷりは舞城王太郎かと思った。
わけわかんないのに最後に妙な爽快感、開放感が残ってる所に第九シリーズらしさを感じます。
これは続き書いて欲しいなあ。萌神2。いいと思います。