零崎人識の人間関係 零崎双識との関係

「人がその内心に有する概念の中で、最も価値を持つものは言うまでもなく愛情である。どんな局面であれどうとでも運用できる、最高に便利な言い訳だ」

あらすじ

零崎一賊」――それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。
零崎人識、17歳、もっとも自由だった全盛期の春。
“殺し名”七名の対極に位置する“呪い名”六名――時宮病院、罪口商会、拭森動物園、死吹製作所、奇野師団、咎凪党――の寄せ集め、裏切同盟と兄・零崎双識との戦闘に、彼は否応なく巻き込まれ――

感想
人間関係3冊目。バトル小説っぷりが凄まじい。他の人間関係の表紙絵は全部人識なのになんでこれだけ双識なんだろう?って思ってたらこのイラストも人識だった。確かに髪の色とか表情とか違うね。
全体的にバトル小説。呪い名の今まで出てこなかった名前の特性とかが知れて面白かったけど、もう少し零崎一賊の関係が読みたかった。というか双識と人識の関係をもっと読みたかった。ベリルポイントがどんな人物なのかも気になる。
また終盤、人識の出雲への感情が語られるのである意味『匂宮出雲との関係』の完結編。
次はついに戯言遣いとの関係。久しぶりにいーちゃんにあえるぜ!