カンピオーネ!(16)



「会えてうれしいぞ、草薙護堂!我が運命の男よ!」

あらすじ

魔王、囚われの身に!?平和なクラスで起きた珍事件「囚われのカンピオーネ」、エリカと護堂のある夜の出来事「ローマの休日・深夜版」等短編を一挙収録!
さらに古代ガリアから帰還した護堂たちが再び相見えるのは、かつて倒したはずの宿敵たちで…!?
封印されし「最後の王」をめぐる最終決戦の鼓動が、今聞こえはじめる…!!ロングヒットファンタジーバトル!!


感想
カンピオーネ!16巻の感想です。ネタバレ含む。
今回は短編+中編+書き下ろし。
短編+中編はBlu-rayとかの特典小説をまとめたものみたいです。うーんこの売り方流行ってますね。
まあ、Blu-rayを変えなかった身としては読む機会があるのは嬉しい限りなんですが。
でも今回、注目すべきは書き下ろしの部分でしょう。ついにさんざん引っ張ってきた『最後の王』についてのお話が始まりそうです。
かつて戦った神々、アテナ(パラス・アテナ)、ペルセウスランスロット、斉天大聖が登場し、草薙護堂とサルバトーレ・ドニに宣戦布告します。

「では、あなたたちの同族―残りの神殺しにも伝えるがよい。妾はこれより東方の果てへ向かい、『最後の王』復活の儀に取りかかる。異論があれば、儀式が終わる前に妾を倒してみせよ」

これは神殺し7人vsまつろわぬ神達との総力戦を期待させるまさに最終章に相応しい戦いが始まりそうですね。
今回ちらりと語られましたが、過去の神殺しウルディンも本当に『最後の王』に殺されただけなのかが気になるところ。
次回がめっちゃ楽しみです!



読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)

シコルスキー先生の絵は塗りが変わってかなり良くなりましたね!
漫画やアニメはもう新展開ないのかなあ・・・