私と悪魔の100の問答




「君の言っていたことは、かなり正しい」
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「だがそれが、君の限界だ。正しいだけでは足りないんだ。それが世界の本質だ」

あらすじ

ライトノベル世代に投げかける人生の問答集奇妙な操り人形が、母親のミスの収拾を試みる女子高校生に「人生を問う」100の質問を投げかける。ライトノベル界のスターが挑む新感覚エンターテインメント。

感想
これぞ上遠野浩平ですね。P232ページからの主人公の独白が素晴らしい。締め方もいいよね。西尾維新の『サイコロジカル』をなんとなく思い出す。根拠とか面倒くさいことなしにズバッと言い切っちゃえばそれもまた真実になっちゃうのです。
ファンサービスみたいにでてくる最強さんもいい味だしてますよね。