俺の妹がこんなに可愛いわけがない(6)



人生ってのは、セーブデータの一つしかないエロゲーに似ている。

あらすじ

ヤバイ。桐乃ヤバイ。俺の妹マジヤバイ。まず偉そう。もう傲岸不遜なんてもんじゃない。超居丈高。「オマエ何様」って妹にきくと、「チッ」って舌打ちするだけじゃなく、その後腕組んで「うざい」って睨みかえしてくる。スゲェ!なんか遠慮とか無いの。妹なんだから兄貴のことを敬って、もっと仲良くしなきゃいけないんじゃ―と思っていた時期が俺にもありました。けど桐乃は違う。そんなの気にしない。むしろ誇らしげ。とにかくお前ら、ウチにいる妹のヤバさをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイ桐乃と一緒にいる俺、超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。

感想
全然似てねーよとツッコみたい。京介さん、明らかにエロゲー脳になってしまってもはや1巻の頃の面影がないって。理解ある一般人とかじゃなくて普通にオタクですw京介の心情描写に異様なほど共感してしまう、そんな感じがいちいち笑える6巻。今回はギャグ満載の短編集みたいな感じでした。
ロリコン疑惑の深まる京介に呼応するかのごとくロリキャラが活躍してたのが印象的。
前回のひきから黒猫との関係に大きく変化が生まれるかと思ってただけに、あっさり気味なのが残念。
沙織の素顔も明らかになったけど意外とあっさり?次巻以降でスポットが当てられるのかしら?今巻で一番変化があったのは桐乃だけど、これもあっさり流されるような気もする。

まあどっちにしろ
黒猫>=あやせ>(越えられない天使の壁)>桐乃>その他
ですよ。黒猫がんばれ。超がんばれ。