いぬやしき(1)



「これから・・・・・・一人でも多くの人の命を・・・・・・・・・救っていくんだ・・・・・・・・・・・・」
「それが・・・・・・僕が人である証だ・・・・・・・・・」

あらすじ

その男には誰にも言えない秘密がある!58歳サラリーマン2児の父。希望もなければ人望もない冴えない男。しかしある日を境に男のすべては一変するーー。『GANTZ』で漫画表現の極地を切り拓いた奥浩哉がおくる、全く新しい世界がここに!


感想
GANTZの作者、奥浩哉先生の新刊、いぬやしき第1巻の感想です。
よく老けれ見られる、58歳のサラリーマン、犬屋敷。
彼はある日胃がんで余命いくばくもないことを宣告される。
しかし、気が弱く、家族から軽視されがちな彼は自分の家族になかなかいいだすことができない。
己の無力を感じながら出かけた公園で、彼はあるものと衝突してしまう。次の日から彼の身体にある変化が・・・。

という内容。どういった変化が彼に訪れるのかは、実際漫画を読んで確認したほうがインパクトがあるかと思います。
GANTZでもそうでしたが、作者は非日常の中の日常感を出すのが非常にうまいですね。
今回の作品はGANTZのように衝撃的!というわけではないですが、かなり独特の雰囲気が出ていてとても楽しめました。


読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)