天空侵犯(1)



自分が生きのびるために他人を利用するなんて・・・全然フツーじゃん!!

あらすじ

「私は学校にいたはずなのに‥」 女子高生・ゆりが、いつの間にかいた場所は、超高層ビルの屋上! 目の前では、仮面をかぶった男が、斧で人を殺していた。どうやらこれは、夢や幻ではなく「現実」! 仮面の男に追われながら、出口を探してビル内を逃げるゆりが目にしたのは「地上に降りる事はできない」と書かれた看板。なんかムカついてきた! こんなふざけた世界で死んでたまるものかっ!! ゆりのサバイバルが始まる!


感想
亜人原作者の一人、三浦追儺の新作、天空侵犯の第1巻の感想です。
亜人は2巻以降、桜井画門氏単独で書かれているので、著者の名前はありませんが、今回は最後まで書いてくれるのかな?


内容的には女子高生が高層ビルの高層階しかない建物の一つに飛ばされ、ビルの屋上にかかったはしごを行き来しながら、謎の殺人鬼たちから逃げる話。
殺人鬼の行動も奇妙で、彼らは人間を殺すことではなく、ビルの屋上から落とすことが目的の様子。
この殺人鬼の行動のお陰で戦闘に読み合いができて、かなり面白い感じに仕上がっています。

特に、VSスナイパー戦は必見。
女子高生の主人公が冷徹に判断を下せるようになっていく変化が面白く感じれました。
わりとオススメです。


読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)