こもりクインテット!(1)



ロックってのはねドラムスの事なんだよ

あらすじ

Tiv×杉井光の「神メモ」コンビが贈る新感覚バンド女子高生日常系コミック第1巻
入学した高校の民音部が潰れていて途方に暮れるチカ。そんな彼女の所に、典子という同じく新入生がやってきて言う、「あたしたちとバンドやろうよ! 」。ところがそのバンドのメンバーは、なんと弦楽四重奏団で…。


感想
神様のメモ帳」で一度タッグを組んだ、杉井光×Tivコンビの新作、こもりクインテット!の感想です。


最近リアルがドタバタしてて更新サボり気味で申し訳ない。


Tivさんは最近だと、「政宗くんのリベンジ」を出してましたね、昔いじめられてた少年がいじめていた女の子に復讐する話。結構好みでした。
それもある上、僕は杉井光先生のファンなので今回のこの漫画にも期待していたのですが、ちょっとイマイチかも。
まず、この漫画。あまり作中では触れられていませんが、「さよならピアノソナタ」と同じ学校が舞台であり、しかも主人公の女の子はさよならピアノソナタに登場する相原千晶の娘です。

作中では、昔伝説のバンドが存在したということになっていますが、ほぼ確実にフェケテリコでしょう。杉井光先生はさよならピアノソナタにかなり思い入れがあるんでしょうか。「楽聖少女」でも、主人公がさよならピアノソナタキャラの息子であることを匂わせてますし・・・。とはいえ僕はさよならピアノソナタが大好きなので嬉しいファンサービスです。


さて、今回のこもりクインテットですが、なんといつもの杉井主人公がいません。何気に僕はこれが一番残念でした。女の子5人でのきゃっきゃうふふなけいおん的物語になっています。
主人公が千晶の娘なだけあって担当がドラムスです。ちょっと変わってますね。
しかも主人公たちのバンド、ギターもベースもボーカルさえいません。そう、彼らは元々、弦楽四重奏なのです。そこに主人公がドラムをもって入り込み、バンドとして活動するという話。クラシック×ロックってところがさよならピアノソナタを踏襲してますね。
どんな音楽なのかイマイチ想像できませんが、たぶん想像できなくてあってます。(作者自身ブログ内で想像できないって語ってました)
一応杉井光さんのブログで、どんな音楽を想定していたかを実際に動画を交えて紹介されているので、要チェックです。


女の子ばっかりの萌え全開的な漫画ではありますが、さよならピアノソナタファンなら要チェックですかね。
最初に紹介した千晶のセリフも神楽坂先輩の受け売り何じゃないかと思うんですが、今出張中で原作が手元にないから確認できない・・・無念。


読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)