パンプキン・シザーズ(13)




「アイツは正義を問うことはあっても
 名乗ることは絶対にしない」

あらすじ

遂に開幕した『西方諸国連盟(ネビュロ)合同会議』。人々はその盛大さを誇り、その華やぎに沸きたち、恢復しつつある営為に快哉を叫ぶ。さほどに素朴ではいられぬ者達も、会議の果てにありうる将来を忘れ、セクショナリズム泥仕合に耽る。
帝都は今、浮ついた祝祭のただ中にあった。その隅で、名もなき労働者の死体が発見される。それは、国家的騒動の脇にあっては、特に注視されることもない事件のはずだったが‥‥!?

感想
一気にキナ臭くなってきました。色々な人たちの思惑が交錯したり、裏で策を張り巡らせる者がいたり。そんな状況を引っ掻き回しちゃうハーケンマイヤーのアホ可愛さが素敵。これで強いんだから惚れるわ。
セッティエームとマーチスの絡みは和む。
物語的には終盤?すべてが一つに収束しつつある感じ。
たまらん!