やさしいセカイのつくりかた(2)




女の子は大人になるにつれ
王子さまなんて生き物は架空の存在だと思い知る
自分を助けてくれるのはいつだって自分だけなのだ
それでもあたしは何度だってガラスの靴を履き潰す
だってほら
たまには本物の王子さまにだって会えるから

あらすじ

こんな生活も悪くないんじゃないかって思う自分がどこかにいた―――
19歳の青年・朝永悠はアメリカの大学院で物理の研究をしていた天才学者。しかし、研究の打ち切りの憂き目に遭ってしまい、日本で「女子高」の講師として働くことになる。そんな彼が担当するクラスには、ふたりの問題児がいた――。数学の高い才能をもちながら、それをひた隠しにする少女・広瀬葵と素行不良が目立つイマドキの女の子だが純真な草壁ハルカ。不器用ながらも常に本心で接するほぼ同年代の悠の姿勢に触れ、二人は次第に心ひらいていく。そして、早く大学院で研究に復帰したいと願っていた悠の気持ちにも、女子高での生活を通じて、少しずつ変化がおとずれる・・・。

感想
安定のニヤニヤ漫画。頭がイイ上にかっこいい男しか出てきやがらねえ。素晴らしい、俺と代われ。
いつまでも浸っていたくなる素敵セカイでございます。