ぢごぷり(2)




「子供なんかいつの間にか育ちます」

あらすじ

げんしけん』の木尾士目が、まったく新しい世界に挑戦! タイトルの『ぢごぷり』とは、「地獄」から来た「プリンセス」という意味です。それは何のことかって? 可愛らしくも憎らしい……「赤ちゃん」のことなのです! 育児エッセイ漫画とは一線を画す、新生児を取り巻く人間模様。乳児に巻き起こるハプニングの連続と子育ての裏側を、木尾士目らしい筆致で細やかに描いた、誰も見たことのない「子育て漫画」です!!
女の子の赤ちゃんを授かった18歳の「あゆみ」。双子の妹「かなめ」と一緒に、二人だけでの子育ての毎日が続きます! 家の中だけでは気が滅入ると、散歩中に大家さんと会話したり、他のママさんたちとの交流会にも参加したりと、子育てに少し光が差してきます。そこへ高校在学中に病死した夫の実家から使者がやってきて……。比類無き子育て漫画、ここに完結です!

感想
何だってそうだけど、辛い時や苦しい時ほど、人は自分を笑い飛ばして原因を人に押し付けるべき。
ほんっと自分の中に入れちゃったら大変だもの。
そんなことを思った『ぢごぷり』第2巻。終わっちゃったよ・・・。
子育てをこういう視点で書いた漫画ははじめて読んだから、すごく面白かった。『マイガール』もこのぐらいの年齢だったらまた違ったかもねw
珍しくって興味深い漫画だっただけに、終わってしまったのが残念です。
後、過去編も読みたかった。
そんな感じの、母に感謝したくなる漫画だったのでした。

木尾士目さん、次は何を書くのかなあ。楽しみ。