魔乙女たちのエデン(1)



「人間であることから手を放してしまえばいい」

あらすじ

『生徒会探偵キリカ』杉井 光がおくる、衝撃のコミカライズ! 舞台は中世ヨーロッパ。“獣”たちによって蹂躙された絶望の世界で、戦う宿命にあった魔女たち。魔女の卵である魔乙女たちが暮らす修道院に男の魔女(ウォーロック)のルカがやってきた日、絶望と希望の物語は幕を開ける!

中世イングランド。突如、地底から出現した“獣”たちにより世界は蹂躙されていた。その“獣”たちと戦うことを宿命とされたのは、人間から忌み嫌われた存在の魔女たち‥‥。ある日、魔女の卵である魔乙女たちが暮らすサンタユリア女子修道院に、男の魔女(ウォーロック)のルカが連れられてきて‥‥!!


感想
杉井光先生原作の漫画「魔乙女たちのエデン」の感想です。杉井光先生はしょっちゅうバトル物書いては恋愛モノほど話題にならないって印象ですが、本作はその中でも面白く仕上がっていました。
主人公、ルカ・アルギリエは男の魔女。彼が忌み嫌われている魔女の戦士を育てる女学院に入るところから物語は始まります。
この世界での魔女とは身体の一部を獣で補っている人々のことのようです。(あまり詳細な説明がなかったため予想ですが)
この獣がかなりおぞましく書かれており、良い雰囲気が出ていました。
また、女学院に男が入学、という流れからラノベ的ハーレム展開を予想させてからの、アレが起こるのでなかなかの衝撃。
結構次巻も楽しみです。


読んだ後聞いた曲(なんとなく作品に合うと思った曲を紹介)